そもそもシャンプーって何?
 


 

 

 シャンプーとはラテン語の「カンプー」が語源になっていて、「圧する」「押す」という意味です。つまりシャンプーとはもともと「マッサージする」という意味合いが強かったのですが、現在では洗髪することをさします。

ではなぜシャンプーをするのか?答えは簡単です。汚れを落とす為です。日常生活の中では様々な汚れが髪や頭皮に付着します。それだけならばお湯で流すだけでもある程度落とせるでしょうが、皮脂やそれが酸化した物は水ではなかなか落ちません。

油分を落とすには水と油を一体化させる界面活性剤が必要になるわけで、シャンプーには必ず入っています。後で述べますがその種類によっていいシャンプーとそうでないものに分類されます。

汚れを落とすといっても、ただやみくもに落とせばいいというわけではありません。台所や洗濯の洗剤のように洗浄力の強い物を使えばたしかに汚れは落ちるでしょう。しかし必要な油分まで拭い去り、髪の毛を痛めます。本来シャンプーとは、「頭皮の油分を適度に残しつつ、できるだけ汚れを落とす」のが存在意義です。そこに、香りがいい・ビタミン配合・弱酸性・育毛効果・トニック配合などの付加価値が加わり各シャンプーの個性が生まれるのです。

残念ながら市販のシャンプーはほとんどが、基本の意義をおろそかにして付加価値ばかり追いかけたシャンプーと言わざるをえません。

 

 

 

 

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