いいシャンプー&悪いシャンプー
 


 

 

 いいシャンプーとはどんなシャンプーなのでしょうか?

@汚れを適度に落とす

A髪や頭皮に対し刺激が少ない

Bお得感(量が多い・なるべく安い)

C+α(天然成分・無添加・育毛成分・いいにおい)

 

逆にダメなシャンプーとは安さばかりを追い求め、粗悪な材料でそれなりに仕上げたものです。安価な石油系界面活性剤に名の通った成分を微量だけ入れそこだけを取り上げて大きく宣伝する。

成分表示には割合までは載っていませんから、我々をだますことなんて簡単なのかもしれません。しかしちょっと知識を入れるだけで商売本意か、髪をおもいやって作ったのかわかるようになります。

メーカーだって利益を出さなければいけませんが、過大表現でうたわれた文句には要注意かもしれませんね。

毎日使うシャンプーではいいシャンプーと悪いシャンプー、その差は歴然です。

 悪いシャンプー例

○洗浄力の強すぎるシャンプー・・・頭皮の大敵とされている皮脂を取り除く為に洗浄力の強いシャンプーに変えたとします。一時的に量は減りますがしばらくすると皮脂の分泌量が増え、分泌スピードも速くなります。あるべきものがないのだから当然といえば当然ですが、脱毛を抑えるために始めたことが、逆に脱毛症を促進しているというのはなんとも皮肉なものです。ですので、我々は正しい知識をもって慎重にシャンプー選びをしなければならないのです。頭皮の皮脂は水分とくっつき皮脂膜(保護膜)を形成して乾燥から守っています。確かに空気にさらされるとやがて酸化し、粘着力を持ち、空気中のチリやホコリをよびこみます。こうした酸化した皮脂や汚れを取り除くのが入浴・洗顔そしてシャンプーの最大の目的です。しかし、皮脂を取りすぎると先程述べたように、分泌量が増え、さらに限界値を越えると全く分泌されなくなったり、フケや湿疹が発生することもあります。必要以上に取り過ぎないマイルドな洗浄力のシャンプーを使うように心がけましょう。

○石鹸シャンプー・・・石油系界面活性剤を含まない石鹸シャンプーは最も安全なシャンプーと考えられています。確かに新陳代謝の活発な幼少期やアレルギーの方にはおすすめですが、それ以外の方には刺激が強いと思います。動物性油脂と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を主成分にしており、アルカリ度が高く、洗浄力の非常に強いシャンプー剤なのです。私も試しに使ってみましたが、頭皮にはいいんだろうなーと思いつつも、私のダメージ毛はキシキシになり香りもないのでややさみしいエコな複雑なシャンプータイムになりました。要するに有害ではもちろんないが、使い方を間違えると決して安心できないということだけは肝に銘じておきましょう。

○殺菌シャンプー・・・脱毛症の原因に「頭皮に付着する殺菌説」があり、殺菌効果をうたうシャンプーがうられています。しかし私たちの皮膚には常在菌と呼ばれるたくさんの菌が生息し、皮膚についた雑菌を食べて守ってくれている。それなのに菌を根こそぎ殺してしまうシャンプーを使うと・・・想像しただけで背筋が寒くなりませんか。

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system